仕事上必要な資格というわけではなかったため、自分のやる気を出すための「合格祝賀返金制度」があったから選びました。さらに他社に比べると金額が抑えられており、それが、既存のテキストを使うなどして費用を抑える工夫をしているとのことだったので、安くても内容が劣るわけではないと信じ申し込みました。知識も経験もない私が、高い費用をかけず、半年で一発合格できたことがそれを証明しています。
春から勉強を始め、その頃、どんなに仕事が忙しく残業が続いていても、毎日30分は勉強するようにし、勉強するという習慣をつけていきました。本気で勉強に取り組んだのは試験の3か月前からでした。試験1か月前には過去問の正解率が50~60%で焦り、最後の1か月は、仕事が忙しくても朝夜合わせて平日2~3時間、休日は4~5時間は勉強しました。もうちょっと前から本気を出して、勉強していれば、試験後から合格発表までの間、悶々とすることがなかったはずです。
私は全く宅建に関係しない分野の仕事をしており、休みは月に6日。家事もしつながら、半年で合格できるのだろうかと不安でした。私はエル・エー以外の教材は一切使っていません。限られた時間で合格できたのは、凝縮された内容のおかげだと思います。そして、山口先生がDVDの中でよくおっしゃっていた「すきま時間の活用」が最大のポイントでした。移動時間にノートを見る、朝ごはんを作らずコンビニで買って始業時間前に勉強する、昼休み10分を勉強に充てる、美容室でもテキストを読むなど…。社会人で新しい勉強をすることは、まずいかに時間を作るかが合否のカギを握るのだと確信しています。宅建は1点が命取りというのを実感しています。最後まですきま時間を大切にしながら、がんばってください。
最後に、追い込み勉強のような感じだったので、試験前の疲労がピークの時に、合格祈願の鉛筆とお手紙がきて、とても元気づけられました。うれしかったです。