【宅建】似たような言葉の整理の仕方

こんにちは。今日は、似たような言葉が、異なる論点で登場したときの整理の仕方について、ご説明します。

債権が消滅する原因となる行為は、次のとおりです。
「弁済」 「相殺」 「混同」 「免除」 「代物弁済」 「更改」 「供託」 「時効」
連帯債務の場合の絶対的効力は、次のとおりです。
「履行の請求」 「更改」 「相殺」 「免除」 「混同」 「時効の完成」

似たような言葉が登場しますね。テキストや講義を見て、「何か似てるけど、どう違うんだろう?」と思うことは多いと思います。
そんな時は、上記のように並べて書いてみて、それぞれの意味を、その言葉の横に書いていくと、「言葉の意味」の復習ができるのと共に、「なぜ、この場合には、債権が消滅したり、他の連帯債務者に影響を与えるのか?」ということが分かってきたりします。
「似て非なるもの」が登場したときには、ぜひ一度、並べて書き出してください。
何か発見があるはずです。

宅建講座 講師 山口 朝重
エルエーの宅建通信講座